システムで作る世界


こんにちは。
gCストーリーシステム課の渡です。

突然ですが私は効率化という言葉が好きではありません。
というか、IT全般があまり好きではないため、
私用携帯はいまだにガラケーです。

なんというか、情報量が多すぎる気がするんです。
電車に乗れば皆が皆スマホをいじっていて、
効率的に情報を得るための方法が
そこかしこに転がっていて。

効率的。効果的。

ビジネスマンにとって重要な要素であることは
重々承知しています。
でも私はエクセルのショートカットを頭に叩き込んで
5秒かかる行為を3秒に減らすことに価値を覚えることはできません。

私が大切だと思っているのは「考えること」です。

私は、システムは人の作業を効率的にするためのものだとは思いません。
人がやるべき作業に集中できる環境を整えることが、システムの仕事だと思います。

結果として時間が短縮されることも、効率化されることもあると思います。
でもシステムが実現すべきなのは
1分・1秒を縮める小手先のテクニックではなく、
効果的なフローや仕組みを整え、
人がストレスなく働ける状態を作り出すことだと思うのです。

私がスマホを持たずにいるのは
いくら効率的に情報を仕入れることが出来たとしても
それを自分の中で咀嚼し、
自分のものとするための時間が取れなくなりそうだと感じているからです。

実を言うと、家ではiPhoneを触っています。
夫の古いiPhoneをWi-Fiで接続し、
情報を手に入れるのです。

でも電車の中では使いません。
私はその時間を、内省する時間にあてています。

世界のこと、自分のこと。
仕事のこと、友達のこと。
両親のこと、家族のこと。

その間、効率的に情報を仕入れている人と、
もしかしたら私は差をつけられているのかもしれません。

それでも私は自分の中で考えることを
情報を仕入れるのと同じくらい重視し、生きています。

情報の波におぼれることなく、
自分の大切にしたいことをしっかりと見つめていたいし、
また、そうあるべきだと思っているからです。

ITは人を幸せにするものであるべきです。

便利なものは確かに面白いし、何より便利だけれども
今の世の中を見ると
「その機能を使うために今まで使っていなかった時間を使っている」
なんていうことも起きているんじゃないかと思うのです。

見た目上の便利に振り回されず、
自分が大切にしたいことは何か、相手に大切にしてほしいことは何かを考えて
想いのこもったシステムを生み出していきたいと
私は思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です