システム開発依頼時のコツ


ブログをご覧の皆様、こんにちは。
gCストーリーシステム課の渡(わたり)と申します。

私のメインのお仕事は要件定義。
社内の「こういうシステムが欲しい!」という声を拾い、
(もしくは課題を見つけて提案し)、
それらを具体的な仕様に落とすのが私の役割になります。

システム要望をヒアリングしていると、
「要望が細かすぎて、何をしたいのかわからない」ということが多々あります。

「ここにこういうボタンがほしいんだ」
「タスクのアラート機能があればいいと思っているんだけれど」

こういう具体的な要望が来た際にそのまま対応すると、
大抵の場合そのシステムは失敗に終わります。

それはなぜか。
個別の機能に着目してしまうと、依頼者の課題に目を向けられなくなるからです。

なぜ依頼者はアラート機能を希望しているのか。
その背景に隠された課題を解決する案を出さないと、
最適なシステムは作れないのです。

自動缶切り機の話の話は有名ですよね。

「缶切りを使うのが大変なので、自動で缶を開けてくれる機械が欲しい」と言われ、
開発者は一生懸命開発をしました。
しかしやっと開発が成功し、商品として売ったにも関わらず、
その機械は普及しませんでした。
プルトップで開けられる缶詰が市場の大半を占めるようになってしまったからです。

顧客のニーズは「自動で缶を開けたい」というところにあるのではなく、
「缶を楽に空けられるようになりたい」というところにありました。
しかし依頼者はそれを見抜けず、自動缶切り機を作ってしまったのです。

プルトップの缶詰があれば、何も道具がなくても缶が開けられます。
顧客にとって一番便利なもの。
それは力もかけず、道具も使わずに缶を開けることのできる
「プルトップの缶詰」なのでした。

本当に困っていることは何か。
何がしたくて要望を挙げているのか。

システム依頼をする際は、ぜひ自身の奥底に眠るニーズを探ってみてください。

 


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